トレイルランナーにとっては馴染みのある言葉「ガイリーン」。
箱根外輪山の旧東海道を走っていた時のこと、僕はある看板を見かけた。
「雲助とよばれた人たち」と書いてある。雲助(くもすけ)。とは、江戸時代に箱根に訪れる人々の人足だったらしく、物を運んだり、人を運んだりする人のことを言うらしい。
その看板には、雲助が持つべき能力が記してあったので紹介する。
一.走力が非常に強いこと。(これは仕事の性質上必要です。)
二.荷物の荷造りがすぐれていること。
(荷物を見ると、だれが造ったものかわかり、また箱根で一度荷造りした荷物は、京都まで決してこわれなかったそうです。)約400キロ
三.歌をうたうのが上手でないと、一流の雲助とは言われなかったそうです。
この三箇条、僕がトレイルランニングをする上で、やっていることに一致するやん!!!!
どうも、始めまして。高尾ベースキャンプの雲助、佃直樹(つくだなおき)です。
今回のブログでは、僕の自己紹介を含め、トレイルランニングの魅力を一部、お伝えしたいと思います。
走るスタイルを分かりやすくお伝えすると、陽気に歌って走るタイプのトレイルランナーです。
そんな僕が、2年前トレイルランニングにハマったきっかけは、失恋です!
失恋したことをきっかけに、山を走っている友人にトレランに誘っていただいたのが、マイファーストトレランでした。
忘れもしませんが、その時はスタートしてから登山道に行くまでの約2キロで膝が痛くなってしまって、山を走ることが全くできませんでした。
高尾ベースキャンプから、高尾山のロープウェイまでの道で足を痛めたのようなものです。まさに「運動不足」という状態でした。
その後、モンゴルで開催される250キロの砂漠ステージレースに出場し、トレイルランニングにどっっっぷりハマりました。
モンゴルを走った時の記事はこちらから読んでいただけますと幸いです。
そんな僕が、今までトレイルランニングを続けるうえで、走ることを楽しむためにやっていることをひとつ紹介します。
それは、しんどいとき歌を歌うことです!!!
トレイルランニングって、スポーツの中で一番自由なスポーツだと僕は思っています。(もちろん、マナー配慮は厳守です)
だって、競技中に急に歌を歌ったり、「やっほ~!!」て叫んだりできるスポーツって聞いたことがありませんよね。
サッカーしていて、負けているときに歌とか歌いだしたら100%ピッチに立っていられませんよね。即交代です。
トレイルランニングは、いつでも自分の喜びを爆発させられるスポーツなんです。
レースでも、自分が遅かろうが、気持ち良ければ「気持ちいい」。しんどかったら歩けばいい。歌いたかったら歌えばいい。のです。もちろん、最高の景色を楽しむのも、自己最速記録を狙うのもアリです。
ちなみに、激登りの道でお勧めの曲は「できっこないことを、やらなくちゃ」です♪
そんな、楽しみ方が無数にあるトレイルランニングが、僕は大好きです。
その多様性に富んだ楽しみ方を共有できる場所が、高尾ベースキャンプなのです。
これからも、イベントやブログなどを通して、楽しみの発信をしていきたいと思います!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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