こんにちは、スタッフのゆうとです。
それほどたくさん本を読んでいるわけではないですが、本を読むのが好きです。
好きな音楽をかけて、コーヒーを飲みながら、読書をしている時間は幸せです。
本日は僕がおすすめの山とランニングの本を2冊紹介したいと思います。
まず1冊目「旅をする木/星野道夫」
アラスカの自然と人に誠実に向き合い、得られた経験と体験を、温かく深みのある言葉で書かれています。山というカテゴリーに収まらず、壮大なアラスカの自然を捉え、そこでの人との関わりについて書かれています。
僕は小学生のとき星野道夫の本に出会いました。小さい頃は自然観察が好きで、虫取りとかして遊んでいたので、壮大なアラスカの世界に夢中でした。大人になってまた読みたくなって読み返したら、とても奥が深くて、また夢中になってしまい、写真展に足を運んだりもしました。
そして2冊目「走ることについて語るときに僕の語ること/村上春樹」
走る小説家である村上春樹が、走ることを媒体にして、自分自身を真正面から語った本です。彼は1982年の秋、個人経営していたジャズ喫茶をたたみ、専業作家として独立した33歳のときから走り始め、今も走り続けています。
僕は初めてフルマラソンを完走した後から、村上春樹の本を読み始めました。早寝早起きして、走って、小説を書く人なんているのかと驚いて興味を持ったことがきっかけです。今では適度に身体を動かすと頭が回るということは当たり前ですが、村上春樹が走り始めた当時は一般的ではなく、「走って健康になったら小説が書けなくなってしまいますよ」と言われていたそうです。
この2冊もし興味があればぜひ読んでみてください。
高尾ベースはカフェなので読書をするには最適な環境です。
シャワー&ロッカーを借りて、走ったあとに、コーヒーでも飲みながら本を読む。
もしくはリモートワークの合間に息抜きで本を読むのはいかがでしょうか。
スタッフ/ゆうと
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