※ただいま新型コロナウイルス感染症の観点から、この「高尾マンモストレイル」への挑戦は、事前に体温を計測するなど十分に体調を考慮してください。
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高尾ベースを高尾山域トレランの拠点として使ってくださる方が増えてきました!
さらに高尾でのトレランが楽しくなるように、高尾ベース発着の長めコースを設定しました!
100マイルを超えるウルトラトレイルレースの練習や高尾~陣馬の主稜線を楽しんでいた人のステップアップにも最適なコースレイアウト。
ハイカーとトレイルランナーがお互い気持ちよく楽しめるようにマイナーだけど魅力的なルートを中心につないでいます。店頭にコースを示した地図を貼ってありますのでお越しの際はご覧ください。
また、完走した方は地図下のホワイトボードにタイムをご記入くださいね!(任意)
コースは南北の高尾山稜と陣馬をグルリと一周。
距離は45㎞で獲得標高は2400mです。
小刻みなアップダウンあり、ガツンと下るパートありで走りがいがあります。
そして、コースのちょうど中間点(およそ21km地点)くらいで藤野駅へエスケープできて安心感も確保。コースのわかりやすさを重視して、トレイルランナーになじみのある北高尾・南高尾を中心に設定しているのも特徴です。
舗装路区間は全体の1割未満なのでトレイルを楽しむのにも申し分なし!
「長い距離を走りたいなー」と思った時に、高尾山口駅すぐの高尾ベースを出発して即走れる気軽さがこのコースの魅力です。前泊して朝から出発するもよし、荷物を預けて走り最後にシャワーでさっぱりするもよし。走力に合わせて高尾ベースを上手に使ってくださいね。
※走力に自信のない方や夜間走に慣れていない方は前泊して早朝スタートすることをオススメします。また、ハイカーや他のランナーもいますので平日に挑戦することも合わせて推奨致します。早朝スタートの場合、スタート後のお荷物預かりも可能なのでスタッフにお気軽にお声がけくださいね。
現在の高尾ベースの宿泊プランはこちら
デジタルに強い方はStravaで、アナログ派のあなたは高尾ベースの掲示板で、タイムを競ってみるのも楽しい。
早速コースを詳しく紹介していきましょう!
・距離 およそ45㎞(まき道などで多少の差があります)
・獲得標高 およそ2400m
・目安時間 6時間~11時間
・対象 中級者(そろそろ長い距離を走ってみたい!)~上級者(100マイラー・それ以上etc...)
・コース 高尾ベース~北高尾山稜~陣馬山~JR藤野駅付近~明王峠~城山~南高尾山稜~高尾ベース
※巻き道は使わないでログを取っています。
・エスケープルート 藤野駅でエスケープ可能(およそ21km地点)
・なんで「マンモストレイル」?
コースを逆さにしてみたら、マンモスに見えたんです!
以下の区間(高尾〜陣馬への主稜線)は特にハイカーが多いので注意して走行し、必ず事前に歩いてすれ違う・一声かけてから追い抜くようにしてください。
(1)堂所山~陣馬山
(2)明王峠~城山
お互いに思いやり、ハイカー・トレイルランナー双方にとって心地よい高尾山にしていきましょう。
セグメント検索で「高尾ベースマンモストレイル」と入力するとヒットします。ランキング上位を目指してみるのも楽しいですね。
STRAVA「高尾ベースマンモストレイル」
次の記事に試走をした感想とルートの詳細を記載しました。
そちらの記事を開いた状態で走りに行き掲載されている画像と照らし合わせながら進んでいくと迷うことがないと思いますのでご活用ください。
高尾山域特有の小刻みアップダウンと陣馬からガーッと下ってギャツンと登るパートでかなり削られます。最後に南高尾山稜が待っているのも乙。
3つの手ごわいパートの印象を書いてみます。
高尾ベースをスタートしてのんびり1㎞くらいロードを走ったら北高尾山稜に入ります。
いきなりきつい...。最初の5㎞くらいはうっそうと茂る森の中をひたすら走る。アップダウンも細かいし、全然景色も開けないし。北高尾に行くといつも軽くメンタルやられます。
高尾ベースから10㎞くらいで堂所山までたどり着いたら、陣馬山まではもう少し。
陣馬山での眺望を楽しんだら一ノ尾コースで距離5㎞、標高差600m強を一気に下る。
ここのダウンヒルはケガに気を付けつつも思いっきり楽しんでほしいポイント。もちろん、ハイカーがいたらすぐに歩いてくださいね!
下り切って「あーぁ疲れた、もう無理」と思ったらロード経由で藤野駅にエスケープ。「あ、いける」と思ったら矢ノ音山稜コースから陣馬山のお隣、明王峠にアタックです。
ここは距離約5.5㎞で標高差600mを登ります。しんどくなって下ばっかり向いていましたが、顔を上げてみると自分を取り囲む山々が穏やかにたたずんでいて、心静かになってまた頑張れる!
明王峠までたどり着いたら、ちょっとだけ終わりが見えてきて気が楽に。まだ15㎞以上あるけど。
トレイルランナー御用達の南高尾山稜を最後に走ります。城山から直接高尾山方面に行きたくなるけど、ここは負けないで!
大垂水峠を過ぎて、草戸山近くまでくれば、じわじわと安心感が湧き上がる。四辻からの坂を下ってロードに出れば、高尾ベースまであと500mです。
あったかシャワーとビールが待ってるよー。
高尾山域は奥多摩や丹沢に比べて整備されている区間が多く、比較的安全に走れます。
「長い距離を走ってみたいけど、いろいろ不安...」そんな風に感じている人にうってつけの場所なんです。
トレイルランニングを今よりちょっと深く楽しみたいと思っている人は、「高尾マンモストレイル」に挑戦してみませんか?
高尾ベースに宿泊して早朝出発すれば時間的にも余裕がありますよー。
※現在は宿泊プランを変更して受付しております。詳しくはこちら
コースを詳しく知りたい人は店頭の地図を見るか、トレランスタッフ兼コミュニティマネージャーのマサヤに声をかけてくださいね。(たまにしかいませんが・・・)疲れと達成感でいっぱいになって高尾ベースに帰ってくるのをスタッフ一同お待ちしております!
※なお、「マンモストレイル」挑戦における遭難や事故、ケガなど一切の責任は負い兼ねます。体調やルート確認など十分な準備をして、過信のないようお気をつけくださいね!
こちらの記事ではマンモストレイルを写真付きで解説しています。
分岐等で間違えないようにそちらもご確認の上、安全に楽しんでくださいね。
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